<高齢者9万人の名簿押収、警視庁 80代認知症女性への準詐欺容疑 > 2024/6/25 共同通信
認知症の80代女性に相場より高値でアパートを売りつけたとして、準詐欺容疑で不動産会社「インターネット不動産販売」(東京都板橋区)に勤務する男4人が逮捕された事件で、警視庁が4人の関係先から高齢者ら約9万人の名簿や詐欺のマニュアルを押収していたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁捜査2課は25日、この女性に相模原市の別物件を約3400万円で売りつけたとして、準詐欺容疑で、東京都豊島区の山崎和馬容疑者(41)ら4人を再逮捕した。 名簿を基に資産状況などを事前に電話で確認し、主に認知症の高齢者を狙って不動産契約を持ちかけていたとみており、詳しく調べる。 山崎容疑者らは、首都圏を中心に認知症の高齢者ら約50人に不動産を相場より高い計約1億3千万円で売りつけたとされる。 昨年6月、80代女性に青梅市のアパート1室を売って1600万円を振り込ませた疑いで今月5日に逮捕されていた。容疑者が購入した額の約10倍で販売したという。女性と同社の共同所有として購入させており、転売を妨げる狙いだったとみられる。
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👀 相変わらず理解力・判断力の衰えた老人相手に不法な取引をする業者だらけでこの世は闇ですね。
高齢の親御さんを持つご家族は、本当に心しておかないといけません。
「うちはまだシッカリしているから大丈夫・・・」
「うちには、そんなお金はないし・・・」
〜等々と、希望的観測や真に受けないでいると、いつ何時自分の親が被害にあうかもわかりません。
被害にあってから、その回復を図ることは、極めて難しいので、予防が肝心です。
大変でも、出来るだけ高齢な親には会い、頻繁にコミュニケーションを取って、小さな変化・郵便物・書類に気付くようにしましょうね。
実際に被害にあうと、それを契機に、尊厳は無くなり、家族は離れ離れ、崩壊していく・・・といった悲劇が数多く見受けられます。
犯罪者はシステム化し、高齢者をダマすことが「ビジネス化」している現在、想像以上に犯罪者の魔の手は近くに来ています!
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