<日本生命、過去5年で16件の金銭詐取を公表 被害は計1億4千万円> 朝日新聞デジタル 2022年6月30日
日本生命保険は30日、今年3月までの5年間で、計15人の営業社員が顧客からお金をだまし取った不正事案が計16件あったと公表した。被害に遭った顧客は計24人、被害総額は約1億3800万円に上るという。顧客が払った保険料を横領したり、保険を担保に生保会社がお金を貸す「契約者貸付制度」を悪用したりしていたという。
被害額が最も大きい事案では、東京都内で勤務する女性営業社員が、顧客6人から計5750万円をだましとっていた。保険料の入金先を自分の口座にしたり、現金で預かった保険料を横領したりしていたという。不正事案に関わった15人の営業社員は社内処分を受け、全員がすでに退社しているという。
生保各社は、金銭詐取などの不正事案が起きた際、財務局への報告義務があるが、件数や内容については公表はしていない。日本生命は今回、報道で被害の一部が明らかになったことで、一定期間分の公表に踏み切った。(小出大貴)
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👀 相も変わらず金融機関により顧客がダマされる構図は伝統芸能のように続いていますね。
上記の記事の場合は、完全に犯罪といえるような悪質なケースですから、さすがに会社も財務局に報告し、社内処分もしているようですが・・・
個人的には〜
「今年3月までの5年間で、計15人の営業社員が顧客からお金をだまし取った不正事案が計16件あったと公表した…不正事案に関わった15人の営業社員は社内処分を受け、全員がすでに退社しているという…」
〜こんなの刑事事件ですから、社内処分というより刑事事件として立件するべきではないでしょうかね?
こんな犯罪行為を行う職員ですら、社内処分して退社・・・などという処理しかしないということ自体、このような事案を金融機関自体があまり重大視していないことがありありと分かります。
部外者から見ると、「こんな犯罪者が社内から出ているのに、そんなもの?」と思ってしまいますね。
犯罪ですらこの程度の軽いあしらいですから・・・犯罪でもない「”高齢者”に不相応な金融商品を“説明もソコソコに”売りつける」程度のことは、問題にもならないでしょう!
やはり、金融機関の職場風土として、このような体質が浸み込んでいることは、高齢な家族を持つご家族は、十分に理解しておかないと高齢な親が「ダマされる」ことに繋がってしまいます。
上記のような記事を目にした際には、改めて心に止めおき、再認識するように努めましょう!
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