2017年10月23日

「“あっせん”なら救われるか?」の巻

************************************************************
👀 youtubeで動画を投稿しました。
N証券について“証券・金融商品あっせん相談センター(略称:FINMAC・フィンマック)”に苦情を申立てても、やはりN証券の見解は変わらず、結論は変わりませんでした。
苦情の申立てにより解決がはかれない場合、「あっせん」という手続きに進むことができるのですが・・・
あっせん手続きは、原則として本人が手続きを行わなければならない(家族が代理して行うことができない)ということでした。
(本人が出来なければ、弁護士を代理人として立てねばなりません。お金かかるわ〜)
理解力や判断力が格段に落ちているから騙されているのであって、「あっせん」手続きを難なくこなせるような状態の老人なら、そもそも騙されていないでしょうから・・・
もうこの時点で、認知症の高齢者が騙されたケースに、あまり適応した制度ではありません。
そして、フィンマックのWEB等で調べてもらえれば、分かりますが・・・
“あっせん”を申し立てても、不調に終わるケースも多く。
また、仮に和解が成立しても、被害の一部が回復される程度のケースが多いです。
率直に言わせてもらえば、金融業界が老人を騙しまっくていることに対して「業界としてこのような紛争解決を用意していますよ〜」という「アピールの為に存在している」といった印象ですね。
認知症老人の場合、本人であっせんを行うことは難しいでしょうから、どのみち弁護士に頼む事になります。
それならいっそ「訴訟」を起こした方が、まだ良いかもしれません。
ただし、「訴訟」しても余程運が良くなければ、損害額の一部の賠償が認められるだけで、訴訟費用やそれに掛かる時間を考えると、結局は割に合わないものです。
(被害額が莫大な額の場合位しか現実的な意味がないでしょう)

 結局のところ「金融機関にダマされないこと!」これしかありません!
騙されてしまった老人の家族として実感したのは、「金融機関に騙されてしまった損害は、現在の日本の場合、事実上有効に回復する手段はない」ということです。
法律(金融商品取引法&金融商品販売法 )やフィンマックなど、一見有効そうなものはありますが・・・
正直、役に立ちません。(被害の一部が回復出来たらラッキー位が正しい認識です)

※【もうダマされん隊】youtube版: 「あっせん」で救われるのか?の巻




blogramのブログランキング

クリックお願いいたします。m(_ _)m
posted by 隊長 at 11:50| Comment(0) | youtube版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: