このことについて異議のある方はいらっしゃらないと思います。
理解力や判断力が衰えてきた高齢者をだます詐欺や悪徳商法が非常に多くなり、その被害は計り知れません。
「だまされない」ことのまず第一は、オレオレ詐欺などのような詐欺や悪徳商法などの明確な犯罪行為に騙されないことであることは、言うまでもありません。
ただし、明らかな犯罪行為である高齢者を狙う詐欺や悪徳商法については、警察を中心とした防犯活動や諸団体・マスコミ・WEB等々での啓蒙活動・・・等の努力によって、かなり周知され、オレオレ詐欺のように一時よりは被害を大きく減少することができたケースも見受けられるようになってきています。
そこで、当「もうダマされん隊」では、そのような詐欺や悪徳商法についての啓蒙ではなく、まだまだあまり知られていない分野である「高齢者が金融機関にだまされいる」実態に着目していきます。
オレオレ詐欺や悪徳商法のような高齢者をだます明確な犯罪と異なり、高齢者が金融機関に騙されていることは、「自己責任・・・」「自己の選択・・・」「法違反とまでは言えない・・・」といったベールに包まれ、高齢者が被害に遭っている実態は、詐欺や悪徳商法とあまり変わらないのに、なかなか取り上げられません。
しかし、皆様の周りにも、
「退職金を運用しないと損ですよ!といった甘言に騙されて、投信(変額保険・仕組債)買わされて半分に・・・」
「老親が信託銀行に相続手続きをお願いしたらしく、亡くなると(必要もないと思える)信託を設定する遺言を作られていた・・・」
〜といった笑えない被害にあっている方が少なからずいることでしょう。
<高齢者に向けて、金融機関にだまされないようにとマスコミが教えてくれないワケ!>
しかし、明確な犯罪ではないので、警察及びその関係団体組織が動きません。
マスコミこそこのような社会問題を取り上げるべきですが・・・
オレオレ詐欺や悪徳商法は頑張って報道しても、こと金融機関が高齢者をだましている実態については、あまり報じません。
なぜかと言えば、明確な犯罪ではないからであると同時に、金融機関は、マスコミの大事な「スポンサー」であり、「株主」であり、「債権者」でもあったりするため取り上げたくても取り上げられない大人の事情があるためです。
↑
クリックお願いいたします。m(_ _)m